空室については、どのような視点で考えれば良いのでしょうか?

一般に都内の賃貸物件の平均入居期間は、3年半程度といわれています。
大学生の通学期間の4年間や中小企業でよくある勤続年数などを考えると、概ね妥当な平均入居期間の推定ではないかと思われます。

 

では、前の入居者が3年半間居住したあと、室内のクリーニングや修繕を行い、次の入居者が入るまでに2ヶ月を要するとしましょう。
2ヶ月程度の募集期間で常時満室経営のできる賃貸物件は駅から近く、賃料も割安な人気物件ではないかと思います。

しかし、そのような一見満室に見える物件でも、募集期間に2ヶ月を要するので、最大でも入居率は、42ヵ月/(42+2)ヶ月=95.5%なのです。

 

つまり、空室期間2ヶ月のみでコンスタントに入居者が付く物件でも入居率は95%、多少条件の悪い場所であれば、90%以下と考えて賃料収入のシミュレーションを行う必要があるので
す。